肺炎球菌ワクチンは必要?種類・効果・接種のタイミングを解説

医療
高齢者の肺炎予防
ニューモバックス
バクニュバンス(PCV15)
キャップバックス(PCV21)

肺炎球菌ワクチン(ニューモバックス/バクニュバンス/キャップバックス)

肺炎は特に65歳以上持病のある方で重症化しやすい病気です。原因菌として多い肺炎球菌に備えるため、 当院では肺炎球菌ワクチンの接種相談・接種を行っています。
「どれを選べばいい?」「以前打ったけど次は?」といった疑問も、接種歴を確認しながらご案内します。

※自治体助成(定期接種)の対象・自己負担額はお住まいの市区町村により異なります。対象の方は受付時にお申し出ください。

当院で実施しているワクチンについて

肺炎球菌ワクチン以外にも、インフルエンザ、帯状疱疹、新型コロナなど 各種ワクチン・予防接種を行っています。 接種時期や対象年齢、費用については下記ページをご覧ください。

肺炎球菌ワクチンはこんな方におすすめ

  • 65歳以上の方
  • 糖尿病・心臓病・腎臓病・呼吸器疾患など基礎疾患のある方
  • 肺炎にかかると重症化しやすいと感じる方(体力低下、介護が必要、など)
  • 過去に肺炎球菌ワクチンを打ったが次の接種が分からない
  • 「ニューモバックスは5年おき」と聞いて自分も必要か確認したい
  • インフルエンザ等、他ワクチンと同時接種の可否を相談したい方

ワクチンの種類(成人)

成人の肺炎球菌ワクチンは大きく2タイプあります。
①結合型(PCV):免疫の「記憶」を作りやすく、原則は追加接種が不要(1回を基本)
②多糖体(PPSV23):種類数が多くカバーできる一方、効果が時間で弱くなるため5年以上あけて再接種を検討

ニューモバックスNP
(PPSV23)
23種類をカバー(多糖体)
・自治体の定期接種で使われることが多い
・効果は時間とともに低下 → 5年以上あけて再接種を検討
バクニュバンス
(PCV15)
15種類をカバー(結合型)
・免疫がつきやすく、土台を作るイメージ
・その後に必要ならニューモバックスでカバー拡大
キャップバックス
(PCV21)
21種類をカバー(結合型)
・結合型としてはカバー範囲が広い選択肢
・リスクや接種歴により、追加でニューモバックスを検討することも

※当院での採用ワクチン・在庫状況は時期により変動します。希望がある場合は予約時にお伝えください。

接種の考え方(「5年おき」の誤解を解消)

  1. 5年おきに繰り返すのは「ニューモバックス(PPSV23)」が中心です。
  2. バクニュバンス/キャップバックス(結合型PCV)は原則1回(定期的な打ち直しは通常行いません)。
  3. そのうえで、年齢・持病・接種歴により、1年後以降にニューモバックスを追加してカバーを広げることがあります。

「以前何を打ったか分からない」「いつ打ったか曖昧」という場合も、母子手帳(または接種記録)・お薬手帳・自治体の記録等をもとに一緒に確認します。

料金・助成について

定期接種(助成) 65歳等の対象年齢では、自治体の助成により自己負担が軽減される場合があります。
※対象年齢・負担額は自治体により異なります
自費接種 自費での接種も可能です。費用はワクチンの種類により異なります。
ニューモバックス:10500円/バクニュバンス:12100円/キャップバックス:14000円

よくある質問(Q&A)

Q. インフルエンザワクチンと同時接種できますか?

A. 多くの場合、同時接種は可能です。体調や接種内容により判断しますので、当日医師にご相談ください。

Q. 副反応はありますか?

A. 接種部位の痛み・腫れ、軽い発熱、だるさなどがみられることがあります。重い副反応はまれです。 心配がある方は事前にご相談ください。

Q. 以前ニューモバックスを打ちました。次は5年おきに必ず必要?

A. 5年以上経過していても、全員が一律に「必ず再接種」というわけではありません。 年齢・持病・肺炎リスクを踏まえて再接種を検討します。まずは接種歴を確認しましょう。

Q. バクニュバンスやキャップバックスを打ったあと、また何年かで打ち直しますか?

A. 結合型ワクチン(PCV)は免疫の「記憶」を作りやすく、原則として定期的な打ち直しは行いません。 その後の追加接種は、必要に応じてニューモバックスを検討する形になります。

ご予約・ご相談

肺炎球菌ワクチンは「どれを選ぶか」「過去の接種歴をどう扱うか」で最適解が変わります。
当院では接種歴を確認しながら、分かりやすくご案内します。

神代医院(福岡市早良区荒江2-15-10)/診療時間・休診日はトップページまたはお知らせをご確認ください。

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