R7年度インフルエンザワクチン接種のお知らせ

その他

【 実施期間と接種回数 】

令和7年10月1日から令和8年3月31日まで

期間内に一人1回の接種

【 接種費用 】

(1)助成対象の方:福岡市内に住民票があり、接種日当日に65歳以上の方

自己負担金:1,500円( 免除制度あり )

免除対象者:

  • 生活保護を受給している方
  • 市県民税非課税世帯の方
  • 中国残留邦人等支援法に基づく支援給付を受けている方

(2)一般の方:中学生以上の方

自己負担金:4,000円(税込)

【 ご予約 】

予約は不要です。 受付窓口にて直接お申し込み下さい。

※ ワクチン接種を希望される方は診療終了時間の30分前までにご来院ください。

【福岡市】インフルエンザの流行状況と対策(2025年9月更新)

最終更新:2025年9月25日(第37週の公表値まで反映)

現在の流行状況(サマリー)

福岡市の定点あたり報告数(1医療機関あたり1週間の患者数)は、第37週(9/8~9/14)で 2.08人と前週から増加し、 流行入りの目安(1.0)を上回る水準となっています。直近5週の推移は 0.13 → 0.58 → 0.48 → 1.20 → 2.08 と上向きです。

受診の目安:高熱・強いだるさ・咳や咽頭痛が続く/周囲にインフル患者がいる/ご高齢・基礎疾患・妊娠中・乳幼児の場合は、早めのご相談を。

今年の特徴(見通し)

  • 流行開始が早め:夏の終わり頃から報告が増加。秋~初冬にかけて一段と増える可能性。
  • 呼吸器感染症が並走:新型コロナやRSウイルスなど、複数のウイルスが同時期に流行しやすい傾向。
  • 環境要因:気温・湿度の変化、換気不足な室内環境が重なると拡大しやすくなります。

ワクチン接種のタイミング

ワクチンの効果が出るまで1~2週間程度かかります。流行が本格化する前の接種が有効です。 65歳以上などの対象者には福岡市の助成制度(自己負担1,500円・免除要件あり)があり、市のページで詳細をご確認ください。

予防のポイント(ふだんの生活で)

  • 手洗い・咳エチケット、体調不良時は無理をしない
  • 人混み・室内では状況に応じてマスク
  • 室内の換気適切な湿度(乾燥対策)
  • 睡眠・栄養・持病のコントロール(血圧・糖尿病・喘息など)
  • ハイリスク(高齢・基礎疾患・妊娠・乳幼児)は特に早めの対応

受診の際のお願い

  • 発熱・咳がある場合は事前にお電話を(受診動線を分けるためのご協力をお願いします)。
  • 市販薬の服用歴・発症日・周囲の罹患者の情報をお伝えください。
  • 検査や抗インフルエンザ薬の必要性は、年齢・基礎疾患・症状や流行状況から総合的に判断します。

データをもう少し詳しく

福岡市の直近5週(定点あたり報告数):

インフルエンザ 備考
第33週(8/11~8/17) 0.13
第34週(8/18~8/24) 0.58 微増
第35週(8/25~8/31) 0.48 一時的に低下
第36週(9/1~9/7) 1.20 流行入りの目安超え
第37週(9/8~9/14) 2.08 上昇傾向

※福岡県では2025年(令和7年)第15週から「インフルエンザ/COVID-19定点」が ARI(急性呼吸器感染症)定点に名称変更されています(サーベイランス仕様の改定)。 出典:県庁「感染症週報(令和7年)」

参考リンク(公的情報)

神代医院(Kumashiro Clinic)より: ワクチン接種のご相談・ご予約、発熱外来の受診可否などは、お電話またはWebからお問い合わせください。 症状・既往歴・内服の状況により、検査やお薬の方針が変わります。無理をせず、早めにご相談ください。

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