福岡での新型コロナ対策:早めの受診を考えよう

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福岡県の新型コロナ感染状況と、今できる対策

更新日:2025年9月2日(第34週データを中心に記載)

最新の感染状況(概況)

  • 福岡市の定点当たり報告数は 7.90件2025年8月18日〜24日/第34週)。前週(6.25件)から上昇傾向。
  • 福岡県全体でも、COVID-19の報告増がみられ、季節の変わり目で他の呼吸器感染症との同時流行に注意が必要です。

※数値は公表資料に基づく要約です。今後の更新で変動します。

増えている背景は?

  • マスク着用機会の減少や人流の増加に伴う接触機会の増加
  • 軽い風邪症状と見誤り、受診・検査が遅れるケース
  • 複数の呼吸器ウイルス(インフルエンザ等)との同時流行

患者さんへのアドバイス

早めの検査

のどの違和感、発熱、咳、強いだるさがある場合は、早めの受診・検査をご検討ください。

場面に応じたマスク

混雑した屋内や医療機関受診時は、マスク着用が有効です。

周囲への配慮

高齢者や基礎疾患のある方と会う前は、体調確認・手指衛生を徹底しましょう。

体調管理

睡眠・栄養・室内換気を整え、発熱時は無理をしないことが重要です。

受診のめやす

  • 高熱・息苦しさ・強い倦怠感がある
  • 基礎疾患があり症状が長引く/悪化している
  • 家庭内や職場で陽性者と接触した後に症状が出現
  • 市販薬で数日様子を見ても改善しない
緊急性の高い症状(呼吸困難、意識障害、けいれん、脱水が強い等)の際は、ためらわず救急要請をご検討ください。

よくある質問(Q&A)

Q. 自宅で抗原検査が陰性でも受診したほうが良い?

A. 初期は陰性になることがあります。症状が続く・悪化する場合は受診をご検討ください。

Q. 家族が陽性。同居中に気をつけることは?

A. 部屋の分けられる範囲での隔離、換気・手指衛生・共用物の消毒が有効です。食事は時間をずらすなど工夫しましょう。

Q. いつ再受診・再検査を考えるべき?

A. 発熱が続く/症状が強くなる/持病が悪化したときは再受診をご検討ください。

当院のご案内(発熱外来・検査対応)

当院では、発熱外来PCR/抗原検査に対応しています。受診前にお電話でのご連絡にご協力ください。

編集後記/注意事項

本記事は公表資料をもとに患者さん向けに要約しています。最新の数値・注意喚起は自治体発表をご確認ください。

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