初めてのストレスチェック導入の手順

小規模事業場(50人未満)向け ストレスチェック導入:担当者マニュアル

「何を・いつ・誰が」やれば良いかを時系列で整理しました。初めての導入でもこの順で進めればOKです。

ポイント:受検は任意/個人結果は本人同意なしに事業者へ開示されません

こんな事業場様におすすめ

✔ 初めての導入でも安心したい事業場様へ

  • 従業員数 10〜49名
  • はじめてストレスチェックを導入する
  • できるだけ事務負担を減らしたい
  • 外部に任せて確実に実施したい

0. まず押さえるルール(超重要)

  • 受検は任意(受けないことによる不利益は不可)
  • 個人結果は事業者に開示されません(本人同意なしの閲覧・共有NG)
  • 面接指導は本人の申出が前提
  • 担当者の主業務は日程調整・配布回収・連絡・記録保存

1. 導入準備(実施の1〜2か月前)

1-1. 実施時期を決める

  • 繁忙期を避け、回収期間(1〜2週間)を確保
  • 配布日・締切日を先に決める

1-2. 実施者を決める(社内/外部)

実施者(判定する人)は医師・保健師等。小規模は外部委託が一般的です。

  • 外部委託:医療機関/健診機関へ依頼(運用が楽)
  • 社内実施:実施者要件・個人情報管理体制が必要

1-3. 調査票と実施方法

  • 推奨:厚労省準拠 57項目
  • 紙(封筒回収)/Web(ID配布)を決定
  • 保管場所・パスワード管理・発送方法を決める

1-4. 社内で決める(最小セット)

  • 窓口担当者(連絡役)
  • 実施者(委託先)
  • 日程(配布日・締切日)
  • 面接指導の受診先(医師)
  • 保存する記録と保存場所(5年)

2. 事前案内(実施の1〜2週間前)

  • 目的:健康保持・職場改善
  • 任意個人結果非開示/面接は希望者

3. 実施(配布〜回収)

3-1. 配布

  • 締切日を明記(例:○/○まで)
  • 提出箱を使うなら「施錠・回収者・回収頻度」を決める

3-2. 回収(重要)

担当者が中身を見ない運用にしてください。

  • 封筒は開封しない
  • 回収物は施錠保管
  • 外部委託なら追跡可能な方法で発送

4. 結果通知〜面接指導

  • 実施者が判定し、本人へ結果通知
  • 高ストレス者は「面接指導の申出方法」を案内
  • 申出があれば日程調整(外部医師でも可)

5. 集団分析(努力義務)と職場改善

  • 個人が特定されない集団単位で傾向把握
  • 改善テーマ(業務量・休憩・相談体制など)を検討

6. 記録・保存(5年間)

  • 実施日(期間)
  • 実施者(委託先)
  • 受検者数/高ストレス者数(個人情報なし)
  • 面接指導の実施状況(同意範囲で)
※ 50人未満では労基署への報告は通常不要(記録保存は実施)。

7. FAQ

Q. 受検しない人がいてもいい?
A. はい。任意です。不利益取扱いは不可。

Q. 担当者が結果を見てもいい?
A. 本人同意なしの閲覧・共有はNGです。

Q. 高ストレス者は必ず面接?
A. いいえ。本人の申出があった場合に実施します。

8. テンプレ(そのまま使える)

8-1. 従業員向け説明文

ストレスチェック実施のお知らせ

  • 受検は任意(受検しなくても不利益なし)
  • 結果は実施者から本人へ直接通知
  • 本人同意なく、個人結果が事業者へ提供されません
  • 高ストレス判定でも、希望により医師面接指導が可能
【配布日】○月○日 【締切】○月○日 【提出】封筒封印→提出箱 など

8-2. 社内告知(短文)

○月○日よりストレスチェックを実施します。受検は任意で、個人結果は会社に開示されません。締切は○月○日です。

9. 神代医院へ依頼する場合

小規模事業場(10名以下も含む)導入をサポート

  • 厚労省準拠57項目/紙実施対応
  • 判定・集計まで一括対応
  • 高ストレス者の医師面接指導にも対応(希望者)

▶ 神代医院に相談する

免責:本ページは一般情報です。運用は事業場の状況に応じて調整してください。